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GWのエピソード7

朝までバーで飲み楽しんで、朝を迎えて…という前に。

「眠い…そんな撫でたら寝ちゃうって…」
「寝ちゃえって、言ってるじゃない」
くすぐるように、目元や頬をなでる指。
「あと、オデコ、あんま見ちゃだめ…気にしてるんだから」
「え〜、かわいいのに」
ハタから聞いたら睦言としか聞こえない会話だったと思う。
「ね」
「うん?」
「俺さぁ…今しみじみ、ず〜っとあなたにこうしたかったんだなぁって…メッセで話してた、貴女の髪やほっぺをこうして撫でたかったんだなぁって思ってさ、だからすっげぇ幸せ」
「私も…うん、私もうれしい」
包むように頬に触れて本当に嬉しそうに言う彼の声がうれしくて、私はその手に頬をすりよせる。
「うん…かわいいかわいい」
一瞬だけ指先が唇を掠めたので、その手を引き寄せてほおずりする仕草に交えて、彼の手のひらに本当に一瞬のキスをした。
それだけの事が、とてもとてもどきどきした。

そうこうしてるうちに、疲れと心地よさから我慢もすっかり限界。
私はいつの間にか寝入ってしまっておりました(..*;)
(続く)
そして、明るい空の下でバーをでてから。
少し名残惜しかったけれど、彼にタクシーを止められてしまい、友達と一緒にホテルまで送られて。
(北海道組以外は、運良く三人ても同じホテルが取れたのです)
ほんの三時間ほどホテルで仮眠をとってから、空港へ。

あとは帰るだけ…残り時間はほんのひと時。
目が覚めてから、あれは夢ではないかと内心疑う気持ちがあって、
それが不安で。
空港についてから、私が重そうに引きずっているトランクを「かしてみ?」とごく自然に持ってくれる彼の空いた左手に…正確には、その指の一本だけに、思いきって手を伸ばして触れてみる。
「ん?」
「うん…だめ、かな?」
「いや、うん、かまわないよ」
軽く笑った顔は、少しはにかんでいるようにも見えた。
大人と子供ほど大きさの違うその手が、私の手を包む。

そのまま…
待合いのロビーの椅子に2人で、あと30分ほどの時間、手を繋いで並んで座っていた。

少し離れたところでみんなが見ている視線を感じながらも、気遣いはありがたくいただく事にして…たわいもない話をしていた。

「少し寒いかな…」
「あぁ、ごめん、上着車ん中だ…手のひらくらいならあっためてあげられるかな」
「いいよ〜気にしないで、それより…うん、手あったかいね」
「え、普段はけっこう指冷たいんだけどな…」
「あれ?じゃあ今なんでこんなにあったかいんだろ…まさか風邪でもひいた?大丈夫?」
ふと、笑みを浮かべる目が合った。
そのまま彼は体を屈めると、私の耳元に唇を寄せてきた。
『うん、それって…』
ふわりと、彼の吐息が頬のあたりを掠める。
『今、すごくどきどきしてるせいだから』
いきなりのはにかむような声と笑みのせいで、私の方こそどきどきして、心臓が止まりそうになる。
瞬時に赤くなってしまう頬を自覚しながら、なんとか平静を装って返すと、彼はそのまま、呟くように言った。
『好きだよ。…会えなくなるけど、ちゃんと忘れないで』
「うん…あ、そうだ」
もし今回の事がうまくいったなら渡そうと思っていた物を思い出し、それを、彼の胸ポケットに放り込む。
小さな小さな球状の、ピンズがはいったガチャガチャのプラスチックのカプセル。
「え?なに?」
「今見ちゃだめ、恥ずかしいから。私が行っちゃってから見てね?」
「…うん」

キューピットの矢を持ったうさぎの絵のピンズ。
それには『大好きでいても、いいですか?』と書いてあるのだ。
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